閉鎖空間のSNS以外で、読書メインのやっつけブログを2010年開設→12日間で無残にも放置→2011年311から3ヶ月を契機に「原発事故考察」の為に復活。 読了日記は自分の備忘録の為、ネタバレ満載ご容赦!


by akane-kmj
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリ:映画/音楽( 1 )


『Where Have All The Flowers Gone A Singalong Memoir』 という著書の中でピート・シガーは、
歌の翻訳について、あまり肯定的ではない思いを吐露していて、

「ピート・命」ン十年のフォーク歌手;中川五郎さんに

そのことを書いた部分を指し示し、「Beware(気をつけなさい)」 と言ったという。

とはいえ、ピート自身、翻訳歌詞について全否定というわけではない。

中川五郎さんが記したその出来事の紹介のくだりを読んで、私もやはり、五郎さんと同じ意見。

中川五郎の訳詞がなければ、私は
ピート・シガーの『My Name is Lisa Kalvelage』 を知ることもなく、
『We shall Overcome』 だけの世界に留まっていただろう。

少なくとも、いつか「主婦」というモノになって、子の母になった時・・・・・
の事など、考えもしない女子高生だったのは間違いない。

五郎さんの訳詞があったからこそ、その延長線上で、

  ⇒ 「私は今、ここに、いる」


というわけで、1969年7月から40年超、私の傍らにあった320円の本

『フォークは未来をひらく』新報新書/高石友也・岡林信康・中川五郎 共著 から、



   『ある主婦の訴え』(My Name is Lisa Kalvelage)

                        詞・曲 ピート・シガー
                        訳 詞 中川 五郎

1.わたしはリザ・カルヴェレイジ
  生まれはニュールンベルグ
  そこで裁判が昔ひらかれたとき
  世界を恐怖のどん底におとした罪を
  ドイツ人みんなにきせるなんて 不思議に思えた
  その後 アメリカ人と結婚しようとした時
  アメリカ領事館が詰問をして
  戦争責任を十分学んでいないから
  国を出る許可をくれなかった

2.こうして突然このことを
  考えさせられた
  私が海外移住を許されるまで
  ヒットラーが支配していたとき
  どこで何をしていたか
  100回以上も質問を浴びせられ
  その時わたしはほんの子どもだったと 答えたら
  あなたの両親は何をしていたかと
  別の質問が待っていて
  それには何ひとつ答えられなかった

3.ニュールンベルグでまかれたこの種は
  芽をふき育っていった
  今行われてる犯罪を
  わたしはこの目で見
  あの質問の意味がわかってきた
  国家あげての犯罪がどんなものか
  今ではそれもわかっている
  それは二度とくりかえしてはならないものだ
  だから今日 わたしはここへ来た

4.5月25日
  わたしたちの抗議の日
  てんびんのバランスをとる行動をした
  わたしの力ぞえが 世界の流れを
  平和へ向けるのに役立ってほしい
  わたしは言える 子どもらに 孫たちにも
  「あなたのお母さんは何をしてたか?」と
  いつか かれらが
  こう尋ねられたとき
  かれらが黙りこんでしまわないように




※上記転載、訳詞者の中川さんには、事後承諾となります失礼を、お許しください。
  万一、ピート・シガーさん他への著作権法上の問題があれば、すぐに削除いたします。
……と、放置していましたが、このすぐあとに、中川さんから、快く御了承頂きました。m(__)m

  
  
[PR]
by akane-kmj | 2012-01-30 21:36 | 映画/音楽