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閉鎖空間のSNS以外で、読書メインのやっつけブログを2010年開設→12日間で無残にも放置→2011年311から3ヶ月を契機に「原発事故考察」の為に復活。 読了日記は自分の備忘録の為、ネタバレ満載ご容赦!


by akane-kmj
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311当日(1)

大阪のとある中高層ビルの10階で、
ワークステーション画面を前にしてのヘッドセットによる
パートタイマーのテレフォンオペレーターとして
いつもどおり就業(架電)中の、14時45分頃。

ゆらゆらと緩慢な「揺れ」を感じて、「おやっ?」と周囲を見回すと
大窓の縦型ブラインドが大きく左右に振れていて、フロア全員がざわつきはじめ、
それでも尚、揺れは止まることなく段々とふり幅は大きくなって、
多分30秒どころか1分以上たってから、隣の席の係長クラスの社員が通用ドアに走り、
手で開放した状態を維持して(通常は、セキュリティ上開け放したままが不可)避難路確保。
特段の指示もないため皆はそのまま自席に座ったままで
数分間に及ぶ揺れが収まるのを不安なまま待った。
(課長は席を立ってフロアを見渡したまま声を発せず)

やがて揺れが収まって、社員(どなただったか不明)から、
「全員、架電を止めて、そのまま待機してください。」 の指示。
私の席の横では、インターネットに繋がる課長席のワークステーションで
先の係長クラスの社員と課長が、画面を眺めたあと、二人で笑顔の立ち話。

「宮城が震度6で千葉が震度5だってさ」
「大きかったですね」
「まぁ、多分どこにも繋がらないだろうから今あわててもどうにもならないし」
「ですよね」

と、(まるで今日はお天気がいいねえとでもいうように)にこやかにご歓談。
フロア全体には100名以上の職員(社員と大勢のパートタイマー)がいるが、
二人の持つ情報が、皆にアナウンスされることはありませんでした。

『宮城-千葉の広域にわたって震度5~6、そして遠く離れた関西の大きな揺れ・・・
阪神淡路どころではないかもしれない』
直感的に、そう感じた私は、
宮城の友人達や千葉に住む娘家族の安否を思いわずらい、気もそぞろながら

『大勢のパートタイマーの中には
この地震で大きな被害を受けたであろう地域に縁故者を持つ者も多いだろうに
せめて
「宮城から千葉にかけてのたいへん大きな地震で大きな被害も予想されますが
今は、どこも通信不能でしょうし、迷惑通信になる可能性があります。
詳細や対応は逐次アナウンスしますので、皆さんは落ち着いて指示を待ってください」
と、その程度の、最低限のことも思いつかないのか、
少なくとも目立つ場所で、笑いながら話す内容ではないだろう』

と、若い管理職二人の危機感欠如を苦々しく思い、そして腹立ちも。


※この記事の投稿は2011/06/08 9:40
by akane-kmj | 2011-03-11 20:00 | 311大地震・災害 被災者